石孫本店(秋田県湯沢市)

石孫本店(秋田県湯沢市)

今でも全量を麹蓋仕込みする、昔ながらという表現が相応しい醤油蔵。

豪雪地帯である秋田県湯沢市にある石孫本店は安政二年(1855年)創業。「昔は、古い道具を使ってることが恥ずかしかったですね…」と話すのは石川裕子社長。ただ、ある雑誌の取材を受けた時、ライターの方が「これらの道具は宝物ですね」といったのをきっかけに「守る」ことを仕事の一つにしたそうです。レンガの炒り機が壊れた時は修理ができる職人を探し出し、熱源は石炭を今でも使っています。麹をつくるのも何百枚もの麹蓋を使って手作業。原料や麹を何往復もかけて運ぶ光景が150年以上繰り返されています。業界関係者が驚くほどの「昔ながら」という言葉がぴったりの蔵元です。

専門家おすすめの醤油生産者一覧を見る