““岡本醤油醸造場””

【広島県大崎上島町】

岡本醤油醸造場

瀬戸内海の真ん中にある大崎上島。
フェリーでしか行けない温暖で気候に恵まれた島で、厳選した国内産大豆と小麦、天日塩を原料に昔ながらの木桶仕込み。
昔から変わらずの丁寧な醤油造りをしています。

ここを目的地にフェリーに乗る観光客が増えている蔵元

ここを目的地にフェリーに乗る観光客が増えている蔵元

昭和9年(1934年)創業。みかんと造船で栄えた大崎上島。昔は観光のついでに立ち寄られていた醤油蔵ですが、今ではここを目的地に訪れる人が増えています。掃除と整理整頓が行き届いている蔵の中には30本の木桶が並びます。朝には海のミネラルをたっぷり含んだ風が通り抜け、夕方には山から吹き降りる風が蔵の隅々まで循環します。そして、約3,600リットルもの諸味が入った木桶をかき混ぜるのはすべてが手作業。木製の攪棒(かいぼう)というかき混ぜるための道具が何本も桶に突き刺さる光景はなかなか目にすることはできません。

几帳面なほどにきちっと積み重なる圧搾の現場

几帳面なほどにきちっと積み重なる圧搾の現場

2016年に圧搾場を新設しました。ドアをあけて圧搾場の中に入るとアルコールの香りに包まれます。「うわぁっ!すごいですね」と口にしてしまう程で、しっかりと酵母菌が活躍している証拠です。そして印象的なのは、何十枚と積み重ねられている風呂敷がきれいに揃っていること。醤油を搾るときには、風呂敷に諸味を入れて包み座布団のような状態にし、それを何十枚と積み重ねていきます。均等にするには諸味の量と厚みを揃える必要があり、なかなか難しいのですが、ここではきちっときれいに重ねられています。

めずらしい醤油ではなく、家庭料理のための醤油を

めずらしい醤油ではなく、家庭料理のための醤油を

「家業に戻ってきた頃、若かったからいろいろ珍しい醤油を造りたいと思っていたけど、家庭を巡って思ったんだ。どの家庭で使っても美味しく楽しめる醤油がいいって。醤油の味もぶれてはいけない。冬の根、春の菜、夏の茎、秋の実もおいしくする醤油を造ろうって」そう話す岡本義弘さんの声はとてもおだやかです。今では康史さん、哲也さん兄弟が同じ想いを引き継ぎ、昔ながらの天然醸造だけが持つ、艶やかな光沢、芳醇な香り、そして、素朴な味わいを追求しています。丁寧につくられているという表現がぴったりの醤油です。

““岡本醤油醸造場””

岡本康史

木桶って不思議なんです。原料の仕込みを少し失敗してしまったかなと思っても、しっかりといつもの諸味にリカバリーしてくれるんです。分かっているようで分からない発酵の世界、おもしろいですよね。

岡本醤油醸造場の商品

基本の醤油5本セット

基本の醤油5本セット

¥2,376(税込)