漆琳堂

【福井県鯖江市】

漆琳堂

日本最古の漆器の産地といわれる福井県鯖江市河和田地区。
この地で江戸時代から8代続く老舗「漆琳堂」は
伝統を継承しながら「漆器をもっと気軽に日常に」という思いのもと、
現代の生活に合わせた商品を開発、展開しています。
食洗機対応の本漆手塗りの漆器など生活に寄り添う器を提案しています。

8代にわたって受け継がれてきた、
漆とお椀の文化を更新しています

8代にわたって受け継がれてきた、
漆とお椀の文化を更新しています

福井県鯖江市の東部、河和田地区で生産される「越前漆器」は長らく国内の業務用漆器の約80%のシェアを誇ってきました。その中で8代続く老舗の漆器メーカー「漆琳堂」は、生産と卸売の両方を手がけており、美しい彩りと和食・洋食を問わない独自の形状の器を提案しています。伝統の技法で、化学塗料を一切使わず、人毛の刷毛を使って一つ一つ丁寧に漆を塗っています。1500年続く越前漆器の産地で先人が守り続けてきた漆のモノづくりを次世代へと引き継ぎながら、漆とお椀の文化を更新する商品を開発しています。

越前漆器の伝統美を塗り替える新ブランドを発表しています

越前漆器の伝統美を塗り替える
新ブランドを発表しています

漆琳堂は1793年(寛政5年)創業、福井県鯖江市で代々漆業に携わってきました。 2020年に、漆塗りの技術を基に、北陸のものづくりの知恵を融合させた器と生活雑貨のブランド「RIN&CO.」を発表。翌2021年には、毎日の生活に寄り添う商品を中心に扱う、社名の「漆琳堂」を冠したブランドをリリースしました。中でも現代の生活に合わせて食洗機に対応した器は、漆の性質をもう一度研究しながら開発した塗膜「越前硬漆」で作られています。職人が一つ一つ手作業で塗る伝統の「真塗り」とキズが目立ちにくい「刷毛目塗り」とがあり、熟練の技術が生きる一品となっています。

漆の加工を見直すことにより、
今までになかった漆器を生みだしました

漆の加工を見直すことにより、
今までになかった漆器を生みだしました

「漆琳堂」の新しい試みには、塗膜の開発のほかに、現代の暮らしにフィットするカラーリングの実現があります。天然由来の染料である漆液はもともと透き通った茶色をしていて、そこに顔料を足して色を作るため、明るい色を出すのが難しいとされます。漆琳堂では、今までにないカラフルな色を実現しようと、色を複雑に混合したり、乾いた後の色味との差異を無くすため何度も試作を重ね、細かなデータを取ってサンプルを作りました。完成した塗料は鮮やかな色合いで、新たな新しいブランド「RIN&CO.」に採用されています。

内田徹

漆琳堂 八代目

内田徹

お客さまの声から生まれた食洗機対応の漆器は、福井県や、福井大学との産学官連携で開発した100%天然漆の塗膜「越前硬漆」で作られています。日常使いの漆器として親しんでいただきたいです。

写真 上から5枚全て 撮影者:shitsurindo

漆琳堂の商品

RIN&CO. 越前硬漆 刷毛目 / 平S - にほんものストア
売り切れ

RIN&CO. 越前硬漆 刷毛目 / 平S

カラフルな色展開で和食・洋食にもスイーツにも幅広く対応する「RIN&CO.」シリーズ。耐久性・耐熱性に優れた塗膜なので食洗機に対応します。黒以外はキズが目立ちにくい刷毛目技法で塗り上げた器です。

¥3,850(税込)
RIN&CO. 越前硬漆 刷毛目 / 椀S - にほんものストア
売り切れ

RIN&CO. 越前硬漆 刷毛目 / 椀S

耐久性・耐熱性に優れた塗膜「越前硬漆」をキズが目立ちにくい刷毛目技法で塗り上げた器。北陸の色を取り入れたカラフルな「RIN&CO.」シリーズは和食・洋食にもスイーツにも幅広く対応します。

¥3,850(税込)
漆琳堂 越前硬漆 朝倉椀 4.5寸 - にほんものストア
売り切れ

漆琳堂 越前硬漆 朝倉椀 4.5寸

耐久・耐熱性がアップデートされた塗膜「越前硬漆」により、食洗機に対応する実用性と職人の手塗りによる美しい佇まいを持つ漆器です。一乗谷朝倉氏遺跡から出土した椀と同じフォルムで、端反型が特長です。

¥6,050(税込)
漆琳堂 越前硬漆 朝倉椀 4寸 - にほんものストア
売り切れ

漆琳堂 越前硬漆 朝倉椀 4寸

戦国大名が愛用した器を継承する安定あるフォルム。福井県や地元の大学と共同開発した塗膜「越前硬漆」により耐久・耐熱性が強化され、食洗機に対応する実用性と老舗職人の手作業による美しい佇まいを持つ漆器です。

¥4,950(税込)