【佐賀県有田町】
庄村久喜
佐賀県が誇る名産品、有田焼の地で130年以上続く歴史ある窯元、晩香窯の6代目。
「伝統を守りながら、現代の生活に溶け込むような作品を作りたい」
との想いから、新しい時代の白磁、有田焼を追求しています。
庄村久喜さんは、有田焼の歴史を
130年以上支える窯元の出身です
佐賀県有田町で作られる有田焼は、言わずと知れた佐賀県の名産品の1つです。有田焼の始まりは、1600年代後初期のこと。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、日本に同行した陶工が有田の地で白磁鉱を見つけたことが発端だといいます。現在でも、有田町には有田焼を作る窯の煙突がたくさん建ち並んでいるのが見られます。さらにゴールデンウィークに行われる有田陶器市は、例年100万人を超える観光客が訪れるほどの人気。歴史と実績のある有田焼の地を、明治17年から支えている晩香窯の6代目が、庄村久喜さんです。
独自の感性と手法により編み出された
オリジナルの白磁、「白妙磁」
「有田焼の伝統を守りながら、現代の生活に溶け込むような作品を作りたい」。そんな庄村さんの想いが形になったのが、この「白妙磁(しろたえじ)」。シルクのような白さと光沢感が特長である、新しい時代の有田焼です。「白妙磁」の制作には、庄村さんが独自に創案した釉薬や技法を用いています。地元で生まれ地元で学び、有田焼の歴史を熟知している庄村さんが、伝統を守る覚悟を持ったうえでこれからの時代の白磁、有田焼を追求して完成させた「白妙磁」は、洗練された奥深い魅力を放ちます。
挑戦する姿勢を忘れないことが、
伝統を守ることにつながります
庄村さんが創案した「白妙磁」の持つ魅力は、白の持つ濃淡が見せる彩りや曲線美の美しいシルエット。シンプルだけど華やかなその意匠は、和室だけでなく洋室にも合うモダンさを持ち合わせています。有田焼の歴史を後世までつないでいくため、新しいものも積極的に取り入れながら時代に沿った姿を模索していく、庄村さんの作家としての姿勢。有田焼のブランドに頼らないこのような心意気によって、有田焼の伝統は守られ、また更新されていくのです。
晩香窯 6代目
庄村久喜
私が独自に創案した「白妙磁」は、今までにない有田焼です。実用性とデザイン性を兼ねた造形が白色の持つ独特のコントラストを引き立て、高い芸術性を持ちながらも現代の生活や風景になじむ作品となっています。
庄村久喜の商品
白妙磁鉢 S
有田焼の産地である佐賀・有田町で130以上続く窯元の6代目・庄村久喜さんが独自に編み出した新たな時代の白磁「白妙磁」による小鉢です。有田焼の伝統を守りながらも、現代の生活に馴染む器となっています。
白妙磁鉢 M
佐賀県の名産品である有田焼の産地で130年以上続く「晩香窯」の6代目・庄村久喜さんが、独自に編み出した次世代の白磁「白妙磁」による使いやすい鉢を作りました。芸術性と機能性を兼ね備えた器です。
磁の片口
有田焼の産地で知られる佐賀・有田町で130年以上続く窯元の6代目・庄村久喜さんが作る酒器。独自に創案した釉薬や技法を用いた新時代の白磁「白妙磁」により表現された片口は、花器としても映える美しさです。
白妙磁湯呑
庄村久喜さんは、有田焼の産地である佐賀・有田町で130年以上続く窯元の6代目です。独自に創案した釉薬や技法による新たな時代の白磁「白妙磁」を編み出した庄村さんが、まろやかな形の湯呑みを作りました。
白妙磁マグ
有田焼の産地、佐賀県の有田町で130年以上続く窯元「晩香窯」の6代目・庄村久喜さん。伝統を守りながらも独自の釉薬や技法を創案し、新時代の白磁「白妙磁」を編み出した庄村さんによるマグカップがこちらです。