いおり農業生産組合

【長野県小谷村】

いおり農業生産組合

「いおり農業生産組合」は、10世帯ほどが暮らす山間の小さな集落で、
地域資源を活用した様々な農村ブランディングを行っている組合。
雪の下で育てる「ゆきわりキャベツ」をはじめ、
地の利を活かしたこの土地ならではの地場野菜を育てています。

人口20人ほどの山間の集落で、
ていねいに育てられる高品質の野菜

人口20人ほどの山間の集落で、
ていねいに育てられる高品質の野菜

新潟県との県境に位置する長野県小谷(おたり)村。その一角にある半径200メートルほどの限界集落に暮らす農家のおじいちゃんたちが「どうせ小さい集落なんだから、みんなでワイワイやったほうが楽しいじゃないか」と、発足させたのがいおり農業生産組合です。農作業には集落のすべての世帯が参加。「百姓はみんなで楽しみながらするもんだ!」と声を揃え、作業中も会話や笑顔が絶えません。そんな大家族のような集落で作られる農作物は、規模こそ大きくありませんが、一つひとつ手をかけ、心を込め、まるで子どもを育てるかのように栽培されるので、均一して品質が高いことが自慢です。

先人の技術と知恵、感覚に直接触れ、
余すことなくキャベツに注ぎ込む

先人の技術と知恵、感覚に直接触れ、
余すことなくキャベツに注ぎ込む

ゆきわりキャベツは定植時期のちょっとしたズレですらきれいな球型にならなかったり、大きく育たなかったり、技術や知識、長年の経験も必要になります。そんな時に心強いのが、長年農業に携わってきた先人たちがすぐ近くにいて、一緒に仕事をしていること。文字やデータには残らない、熟練の感覚を直接見て学び取ることができるため、属人化することなく、おいしい農作物を作ることができます。ノウハウやナレッジの共有はもちろんですが、重労働でも笑ってこなせる精神は集落一丸となって取り組んでいる強み。楽しんで行うということは、妥協のない仕事をするための重要なファクターです。

ビジネスライクじゃないからこそ、
手間暇かけて最高のものを作れる

ビジネスライクじゃないからこそ、
手間暇かけて最高のものを作れる

尋常ではない積雪量や野生動物被害など、農業に適した土地とは言い難い小谷村では、外で仕事をしながら自分たちが食べる量の米や野菜を作り、その余力で作った農作物を販売用に卸す“兼業農家”が一般的。これは、厳しい自然環境の中で昔からほとんど変わることのない生活様式です。しかし、裏を返せば、少しくらいなら予算度外視でも農業を行えるということ。つまり、ここまでしかやらない、という制限なく野菜づくりに力を注げるということです。だからこそ、生育時間や収穫の手間をたくさんかけて、心からおいしいと思える野菜をつくることができるのです。

藤原 一幸

いおり農業生産組合 組合長

藤原 一幸

ゆきわりキャベツは「信州の環境にやさしい農産物認証」を取得。キャベツを育てる圃場には堆肥や有機肥料を使い、窒素成分で化学肥料の割合を50%以上削減し、環境に負担をかけない土づくりを心がけています。小谷村の美しい自然の中で育んだ大地の恵みをぜひ味わってみてください!

いおり農業生産組合の商品

雪中キャベツ(2個入り) - にほんものストア
売り切れ

ゆきわりキャベツ2玉入り(雪なし)【期間限定 2024年1月上旬より順次発送】

根をはらせたまま1.5mほど積もる雪の中で熟成させる雪中キャベツは珍しく、通常より高い糖度を誇ります。1月中旬から2月中旬までの短い期間にしか楽しむことのできない希少なキャベツです。

¥4,320(税込)
雪中キャベツ【雪入り】(1個) - にほんものストア
売り切れ

ゆきわりキャベツ1玉入り(雪入り)【期間限定 2024年1月上旬より順次発送】

根をはらせたまま1.5mほど積もる雪の中で熟成させる雪中キャベツは珍しく、通常より高い糖度を誇ります。1月中旬から2月中旬までの短い期間にしか楽しむことのできない希少なキャベツです。

¥2,700(税込)