城 進

【三重県伊賀市】

城 進

焼き物の里である三重県伊賀市の丸柱で、自作の窯による作陶を行う陶芸家の城 進さん。
アフリカの泥染にインスパイアされた鉄絵をはじめ、灰釉粉引や焼き締めなど多彩な技法を駆使した普段使いの器を主に制作。
作家の個性が光る土の趣豊かな器はとても使いやすく、食卓に温もりを添えてくれます。

三重県伊賀市の丸柱に工房を構え、
鉄絵をはじめとした土味のある器を制作する陶芸家です

三重県伊賀市の丸柱に工房を構え、
鉄絵をはじめとした土味のある器を制作する陶芸家です

伊賀焼の産地として知られる三重県伊賀市の丸柱。窯焼きへの理解があり、原料や道具の入手もしやすい土地です。陶芸家の城 進さんは、そんな自然豊かな里山に工房を構え、自作した薪窯を使って作陶をしています。鉄絵をはじめ灰釉粉引や黒飴釉、焼き締めなどといった多彩な技法で表現した、土の味わいが生きた作風が魅力です。原料には地元である伊賀の土や信楽の土、瀬戸の土などを、作りたい器のイメージごとに独自のブレンドで使用しています。個性的な意匠にも注目ですが、使いやすい形と軽さである上に耐熱の作品もあり、食器として洗練されたデザインであることも城さんの器の特長。日常使いしやすく料理映えも抜群なので、器好きにはたまりません。

学生時代から陶芸に情熱を傾けてきた城 進さんは、
世界約50ヵ国を旅して感性を磨いてきました

学生時代から陶芸に情熱を傾けてきた城 進さんは、
世界約50ヵ国を旅して感性を磨いてきました

1991年より京都精華大学にて陶芸を専攻し、学生時代から器作りに情熱を注いできた城 進さん。その頃から、国内での焼き物の産地巡りも行っていたそうです。大学卒業後にはその足を国外に伸ばし、2000年までに世界の国々を約50ヵ国も訪ね、その独特で豊かな感性を磨いてきました。ある日、日本の伝統的な黄瀬戸の器を見た城さんは、旅中でも特に印象的だったアフリカの染の雰囲気を陶器で表現できるのでは、と思いつきます。そこから試行錯誤を重ね、今や城さんの定番となった、無国籍な独自の作風に辿り着きました。人生の多くを陶芸に捧げてきた城さんの目標は、「世界中の人が普段に使える器を作ること」。これからの挑戦や活躍にも、注目が集まります。

城 進さんの代表作でもある鉄絵のシリーズは、
アフリカの泥染から着想を得ました

城 進さんの代表作でもある鉄絵のシリーズは、
アフリカの泥染から着想を得ました

様々な技法で器を作っている城 進さんですが、中でも代表作と言えるのが、鉄絵杉綾紋のシリーズです。世界を巡る旅の最中、西アフリカ・マリ共和国のドゴンの人たちが作る泥染の布「ボゴラン」に衝撃を受けた城 進さん。あの感じを器にしたいと強く思い、夢中で試作を重ねました。ボゴランの柄はもっと具象的だったため、器に向く柄を模索した結果、杉綾紋を採用。筆では表現しきれない細くて濃い線を求めて、釘で模様を描き、弁柄(鉄分)を象嵌する技法に行きつきました。そこに黄瀬戸釉をかけて焼き上げることで、模様部分の弁柄が釉薬と反応して溶け出し、鉄絵のこっくりとした表情を生み出しています。黄瀬戸釉は微妙な濃さで焼成後の風合いが変わってしまうため、釉掛けの際や窯焚き時には細心の注意が必要です。城さんの柔軟な発想と飽くなき探究心、確かな技術力が、食卓に馴染む新たな定番を生み出したのです。

城 進

陶芸家

城 進

今の生活に馴染む。和にも洋にも合う。どこにでもありそうでどこにもない。そして、ちょっとアクセントになる。そんな日常に使える器を作りたいという思いで、日々作陶しております。私の器によって、食卓を囲むひと時が「ちょっといい時間」になれば嬉しいです。

城 進の商品

アメ釉ごはん鍋 2合
売り切れ

アメ釉ごはん鍋 2合

艶やかな飴釉をかけて焼き上げた、炊飯に向いた土鍋。焼き物の里・伊賀で陶芸家を営む城 進さんが1つ1つ手作りしています。

¥17,600(税込)
鉄絵飯碗
売り切れ

鉄絵飯碗

伊賀の陶芸家・城 進さんが、アフリカの泥染をモチーフにした鉄絵シリーズの茶碗です。内側のヘリンボーン柄がアクセント。

¥3,520(税込)
アメ釉マグカップ
売り切れ

アメ釉マグカップ

伊賀の陶芸家・城 進さんが作る2トーンのマグカップ。独自にブレンドした土を使い、灰釉と飴釉の両方の表情を楽しめる器です。

¥3,520(税込)
鉄絵マグカップ
売り切れ

鉄絵マグカップ

伊賀の陶芸家・城 進さんが、アフリカの泥染から着想を得た鉄絵シリーズのマグカップ。土味の生きたシックなデザインです。

¥3,520(税込)