【富山県富山市】
Shimoo Design
「Shimoo Design(シモオデザイン)」は、下尾和彦さん、さおりさん夫妻がユニットを組む木工家具作家です。
コンセプトは、「美しい日本の道具」。
洗練された自然美と手仕事の温かさが共存する作品は、現代の生活空間に新しい和の形を提案してくれます。
「日本美」を追求した家具を製作する、
富山県に拠点を置く夫婦2人のユニット木工家です
「Shimoo Design(シモオデザイン)」とは、下尾和彦さん、さおりさん夫妻によるユニット木工家。「美しい日本の道具」をコンセプトに、日本の文化や美意識を現代のライフスタイルに落とし込むことを目的としています。2人がそれぞれ家具作りの修業を経た後、1997年に独立。緑豊かな富山県富山市の八尾町に、住まい兼アトリエを設立しました。天然木材を用いた家具やインテリア小物のデザイン及び制作を主に行い、すべて手作業による仕上げ。あくまでもメイド・イン・ジャパンを基本とし、流行や時代を感じさせない「日本の美」を追求しています。その洗練された美しさと潔さが、「Shimoo Design」ならではの魅力です。
多様化する価値観が渦巻く世の中で
作品の「情緒的」な価値を大切にしています
モノがあふれ、人々の価値観が多様化する現代。そんな中で、本当によいものを世に送り出すにはどうすればよいのか。日々考え続けてたどり着いたのが、作品の機能的な価値に加えて「情緒的」な価値を大切にすることです。「Shimoo Design」製の道具は使いやすいのはもちろん、空間を彩り、生活に潤いを与えてくれます。そこはかとない懐かしさを感じつつ、現代のライフスタイルに溶け込む新しい和の形が、ささやかな幸福と心の余裕をもたらしてくれます。
昔ながらの伝統技法と独自の技法を合わせることで、
新しい着色技法を編み出しました
「Shimoo Design」の作品の中に、「浮様(ふよう)」というシリーズがあります。「浮様」とは、美しい木目を生かす日本の伝統技法「浮造り(うづくり)」と独自の着色技法で仕上げた技術のことを指す造語です。人体にとって優しい塗料を塗り重ねた上からガラス塗装を施すことで、ほぼ無塗装のような質感を実現。アトリエで主に扱われるタモ材の木目の美しさを、最大限に引き出しています。「朽ちてゆくものの中に憧れを抱き、新しきものの中に時を刻む」をテーマとし、道具としての価値を追求した上で現代の生活に落とし込んだ作品です。耐水性、耐油性もある程度備えているため、普段の食器と同じように洗え手入れも簡単。自然の美しさをそのまま切り取ったような、一度見たら忘れられない印象的な器です。
Shimoo Design
下尾さおり、下尾和彦(右)
空間を「飾る」ことや、生活の場を作る「室礼(しつらい)」というのは、せわしない日々の中で感情をクリーンにするのに効果的だと実感しています。私たちの生み出す作品で一人でも多くの人々に、ほんの少しの「幸」を感じて頂けたら幸いです。
Shimoo Designの商品
浮様丸盆300mm
「美しい日本の道具」をコンセプトに、自然美と手仕事の温かさが宿る作品を生み出すユニット木工作家「Shimoo Design」。「浮様」という独自の着色技法と伝統技法を組み合わせた、使いやすい丸盆です。
浮様丸皿280mm
古より息づく日本の文化や美意識を、現代の生活様式に落とし込んだ作品づくりを夫婦で行うユニット木工作家「Shimoo Design」。木目を生かす伝統技法と独自の着色技法を組み合わせて仕上げた丸皿です。
浮様丸皿240mm
潔い自然美と手仕事の温かさが宿る木工作品を手がける「Shimoo Design」。日本の文化や美意識を作品に落とし込む作家が伝統技法と独自の着色技法を融合して作る、皿にも盆にもなる木目の美しい器です。
浮様丸皿240mm【銀の鎹】
「Shimoo Design」は、機能的な価値に加え、空間や生活を彩る情緒的な価値も大切にするユニット木工作家。伝統技法と独自の着色技法を融合して作る銀の留め具付き丸皿は、新しい和の形を提案します。
浮様丸皿280mm【銀の鎹】
日本の文化や美意識を、現代のライフスタイルに落とし込んだ作品を作るユニット木工作家「Shimoo Design」。木目を生かす伝統技法と独自の着色技法を組み合わせて仕上げた、銀の留め具付きの丸皿です。