大谷製陶所/大谷哲也

【滋賀県甲賀市】

大谷製陶所/大谷哲也

良質な陶土に恵まれ、陶産業で発展してきた滋賀・信楽町。
器好きからも注目を集めるこの地に、陶芸家夫妻が営む「大谷製陶所」はあります。
現代のライフスタイルに合わせて土鍋をアップデートした万能調理器具「平鍋」をはじめ、
白磁や絵付けなど、暮らしを彩り生活に寄り添う陶芸作品を日々生み出しています。

“今の暮らしに合った”万能な土鍋をはじめとした
生活に寄り添う陶芸作品を作る工房です

“今の暮らしに合った”万能な土鍋をはじめとした
生活に寄り添う陶芸作品を作る工房です

焼き物の聖地、滋賀・信楽町に自宅兼工房を構える「大谷製陶所」は、陶芸家の大谷哲也さん・桃子さん夫妻が2008年に開窯しました。哲也さんは白磁を、妻の桃子さんは絵付けを得意とし、生活に長く寄り添ってくれる、美しさと実用性を兼ね備えた作品を生み出しています。中でも、「今の暮らしに合った土鍋とはどんなものだろう?」という発想から生まれた、大谷家でも日常的に使用している自由度の高い調理器具「平鍋」はイチオシのシリーズです。今や多国籍となった多様な食文化を受け止めるため、持ち手や蓋を取り去り、思い切って極限までシンプルな設計に。直火やオーブン、電子レンジにも対応し、サイズ違いで重ねて収納もできるという高い機能性を実現しました。国内のみならず海外でも作品が高く評価され、活躍の幅を広げている「大谷製陶所」の大谷夫妻は、今注目の陶芸家です。

陶芸家夫婦で営む工房兼自宅で生まれる作品は
「豊かな暮らし」が根底にあります

陶芸家夫婦で営む工房兼自宅で生まれる作品は
「豊かな暮らし」が根底にあります

「生活によって培われる美意識は自然と作品に出てしまう」との考えから、大谷哲也さんは建物やインテリアにもこだわっています。自宅兼工房が建つのは、鳥のさえずりが聞こえ、季節の花々が咲く自然豊かで穏やかなロケーション。リビングにはあえてクーラーを設置せずに大きな窓から吹き抜ける風で涼を取り、家の中の調度品や小物などにはどことなく統一感が感じられ、心地よい空間を作っています。職と住が重なり合う場所で営まれる、地に足をつけた「豊かな暮らし」が、「大谷製陶所」のものづくりのベースになっているのです

陶芸家を憧れの職業にするべく、
次世代の人材育成にも取り組んでいます

陶芸家を憧れの職業にするべく、
次世代の人材育成にも取り組んでいます

大谷さん夫妻は自らの作陶活動の傍ら、若い陶芸家の育成にも注力しています。「作家としてやりたいことはやってきたので、これからは若い人材が信楽に定着して、陶芸家としてやっていけるように働きかけていきたい」と語る哲也さん。工房でも現在3人の弟子をとっており、弟子は5年で独立できるよう、プランを立てて計画的にサポートしています。また、地元に若い陶芸家を増やすことで町全体を活気づけ、陶芸の里の未来に貢献したいという熱い想いも。穏やかで豊かな暮らしを体現する大谷さん夫妻のような生活を目指して、「陶芸家」が憧れの職業になる日も遠くないのかもしれません。

大谷哲也

大谷製陶所 所長

大谷哲也

はるか昔から人々の食文化を支えてきた土鍋が使われなくなるのは、とてももったいないこと。少し目線を変えれば、土鍋はいろんな調理に使える優れものです。それを今の暮らしに合わせてアップデートしたのが「平鍋」。「にほんもの」を通じて、無限の可能性を秘めた「平鍋」をもっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。

大谷製陶所/大谷哲也の商品

平鍋(浅) - にほんものストア

平鍋(浅)

豊かで丁寧な暮らしで培われた感性と美意識が反映された、美しい作品を生み出す陶芸家夫妻が営む滋賀・信楽町の「大谷製陶所」。国内だけでなく海外からも注目される陶芸家夫妻が作る、次世代の浅型の土鍋です。

¥11,000(税込)から
平鍋(深) - にほんものストア

平鍋(深)

日々の暮らしで培われる美意識を大切にし、日常に寄り添った作品作りを行う滋賀・信楽町の「大谷製陶所」。こちらは、国内だけでなく海外からも注目を集めるオーナーの陶芸家夫妻が作る次世代の深型の土鍋です。

¥13,200(税込)から
平鍋(並) - にほんものストア
売り切れ

平鍋(並)

豊かで丁寧な暮らしで培われた美意識を反映した作品の数々が、国内のみならず海外からも注目を集める滋賀・信楽町の「大谷製陶所」。こちらは、工房を営む陶芸家夫婦が作る次世代の土鍋の、定番のタイプです。

¥12,100(税込)から