![天然ロザリオ塩製造直売所](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/C2-10_3_top_honbun3_IMG_0746.jpg?v=1663205780)
![自由な発想と行動力で実現する多彩な塩づくり](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/C2-10_3_honbun1_IMG_0725.jpg?v=1663205780)
自由な発想と行動力で実現する多彩な塩づくり
出崎さんは異業種からの参入ということもあって、まず最初に「塩屋はなんで白い塩しか作らないのかな」と思ったそうです。思ったらやってみるのが出崎流。さっそく色素でキレイに染め上げたブルーやピンク、イエローなど5色の塩を作りました。この塩が評判を呼び、東京のお寿司屋さんでも使われているそうです。その後、天草は海藻が豊富だから藻塩も作ってみようと思いたちます。でも1種類だけよりあわせ出汁のように2種類入れた方が栄養も増すし美味しいだろうと、カジメ、ヒジキの2種類を使用することに。自由な発想と行動力こそが出崎さんの塩づくりの肝でもあります。
![この地で生まれ育った自分だからこそできる塩づくり](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/C2-10_3_honbun2_IMG_0723.jpg?v=1663205780)
この地で生まれ育った自分だからこそできる塩づくり
天草には野生のイルカも群生するほどの美しい海があり、山々は木々に覆われ非常に自然が豊か。そのため特に通詞島の近辺では塩づくりが多く行われています。15年ほど前にその様子を見て「なんで他の地域から来た人が塩づくりをしているのに、地元に生まれ育った人が作らないんだろう」と思ったのが、塩づくりをしてみようと思ったきっかけだそうです。そのときすでに65歳。息子さんと一緒に車整備工場を経営し、順調にいっていたそうです。でも、やりたくなってしまったら止められません。他の製塩所を見学に行ったりしながら見よう見真似で塩づくりをスタートしたものの、うまくいかず、できた塩を捨てては悲しい気持ちになり、しかし同時に奥深さを知りのめり込んでいったと言います。納得のいく塩ができるまでには約5年かかったそうです。
![中途半端が一番良くない、やるからにはやり通す](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/C2-10_3_honbun2other_IMG_0734.jpg?v=1663206060)
中途半端が一番良くない、やるからにはやり通す
小規模に塩づくりを行っても、正直なところたいした儲けにはならないことがほとんどで、それは出崎さんの製塩所でも同じです。しかも65歳になってからゼロから製塩事業を立ち上げるのは、並大抵の努力ではありません。さらに、納得いく塩が出来た時には70歳になった頃。さすがに途中でやめようと思わなかったのかと質問すると、「一度始めたことを投げ出すのが嫌。整備工場を立ち上げた時も同じだった。いつかは実るという信念でやっている。どんなことも中途半端が一番良くない」と力強く返答してくれました。
![出崎 修平](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0397/6170/7163/files/C2-10_3_kao_IMG_0742.jpg?v=1663205780)
塩職人
出崎 修平
塩づくりの楽しさや面白さを伝えたくて、工房で製塩体験(要予約)もやっています。天草はとてもキレイなところですし、ぜひたくさんの人に塩の楽しさを伝えたいので、遊びに来てくれたら嬉しいです。
天然ロザリオ塩製造直売所の商品
![tabishio select にほんのでんとう - にほんものストア](http://shop.nihonmono.jp/cdn/shop/products/c2-10_0_{width}x.webp?v=1664606910)
tabishio select にほんのでんとう
科学的根拠やテイスティングなどの官能検査に基づき、塩のデータベース化やその最適な使い方を研究しているソルトコーディネーター・青山志穂さん。塩のプロである青山さんが選ぶ、日本各地の藻塩4種のセットです。