鶴亀フーズ

【大分県大分市】

鶴亀フーズ

昭和22年「鶴亀海苔」の創業から70年余り。その礎を守り、受け継ぐ「鶴亀フーズ」は、
大分県北部に位置する宇佐市で養殖された海苔を原材料としています。
海苔漁師から直接仕入れることで、その鮮度を保ち、地元のバラ干し海苔の美味しさを大切に育んでいます。

大分における海苔の歴史
地元の美味しさにこだわって

大分における海苔の歴史
地元の美味しさにこだわって

明治時代から昭和の頃まで、広島県から養殖業者を雇い入れるほど盛んだった大分の海苔養殖。大分の地誌「豊後国志」を紐解くと、およそ220年も前から大分の土産(どさん)として海苔は有名だったとされています。鶴亀フーズは大分の海苔文化を受け継ぎ守りながら、原材料にもこだわり、大分県北部の宇佐市で養殖される海苔だけを使用。地元の信頼する海苔漁師が、こだわり丁寧に育てた生海苔を直接仕入れることで、他にはない格別な味わいが生まれたといいます。

愛情を込めて、手間暇を惜しまず
自分たちの海苔づくりにこだわる

愛情を込めて、手間暇を惜しまず
自分たちの海苔づくりにこだわる

昔は何百人といた漁師で盛んだった大分の海苔養殖ですが、高齢化などの理由で年々衰退し、現在は宇佐市と中津市の数軒のみ。生産量は年々減少をみせる中、だからこそ先人たちが紡いできた大分の海苔の魅力を、最大限に発信していきたいと代表取締役の幸野剛士さんはいいます。ここでは海から摘み取ったままの海苔を洗い、丁寧にほぐし乾燥させた「バラ干し海苔」(一般的にいう「あおさ」のような形状のもの)を主に生産。手作業で行う工程や重労働な作業も多いですが、だからこそ通常お店に並ぶ加工海苔にはない、濃厚な旨みとしっかりとした歯応えのある逸品が完成しました。

大分の海苔、日本の海藻文化を
“鶴亀のように”末長く、未来へ繋いでいきたい

大分の海苔、日本の海藻文化を
“鶴亀のように”末長く、未来へ繋いでいきたい

一般的に目にする板状の海苔が生まれたのは、江戸時代後期と言われており、それ以前は、生海苔を天日干しし乾燥したのちに火鉢で炙り、汁物などに入れて食されていたといいます。鶴亀フーズでは、当時の食べ方を参考に、現代の形に受け継ぎ、乾燥から袋詰めまでの作業を一つひとつ丁寧に行なっています。創業から受け継ぐのは、海苔が持つ、本来の旨みや栄養を多くの食卓へ届けたいという想い。「歴史ある大分の海苔、日本の海藻の食文化を広く後世へ伝えていきたい」これが鶴亀フーズの願いです。

幸野剛士

有限会社鶴亀フーズ 代表取締役

幸野剛士

大分の海苔の魅力を最大限に活かし、これからも皆さんの食卓へ美味しさを届けていきたいと思っています。バラ干し海苔は汁物の他、おにぎりやパスタなど幅広く料理にお使い頂けます。ぜひ一度味わってみて下さい。

鶴亀フーズの商品

大分県産海苔の佃煮詰合せ - にほんものストア

大分県産海苔の佃煮詰合せ

大分県産の海苔を使用した佃煮セットです。椎茸、大葉、柚子胡椒と大分の美味しさを組み合わせることで、香り豊かで濃厚な味わいの「ご飯のおとも」が完成しました。おつまみにも最適なので、贈り物にもどうぞ。

¥2,160(税込)
鶴亀海苔摘み海苔詰合せ - にほんものストア
売り切れ

鶴亀海苔摘み海苔詰合せ

大分県北部で採れた海苔だけを原材料とし、昔ながらの製法にこだわり手作業で丁寧に作られる「摘み海苔」。濃厚で香り豊かな美味しさはもちろん、海の栄養が凝縮された逸品です。贈答品としても喜ばれています。

¥3,240(税込)