株式会社沖縄全薬

【沖縄県久米島町】

株式会社沖縄全薬

国内最大規模の海洋深層水の取水施設がある久米島で、
海洋深層水を利用した塩づくりに取り組んでいます

はじまりは健康食品づくりから

はじまりは健康食品づくりから

同社はもともと自然の恵みを活かした健康食品の製造販売を行っていました。そんな折、初代の故郷である久米島に海洋深層水の取水施設が出来たこともあり、久米島の海洋深層水を活用してなにかできないかと考えるようになったそうです。そこで、人体に必要なミネラル濃縮液を開発しようと、久米島に施設を設立。ミネラル濃縮液を作り出す工程で塩ができあがるため、塩づくりも並行して行うことになりました。はじめは副産物だった塩も、やってみると非常に奥深いことがわかり、初代はだんだんと塩づくりにのめり込んでいきました。そんな父の姿を横で見ていた中村氏の助けを得て、塩づくりはどんどん進化していきました。

日本で唯一!巨大な土釜での製塩

日本で唯一!巨大な土釜での製塩

最初はステンレスの釜で煮詰めて塩をつくっていましたが、研究を進めるうちに、現在の土釜にたどり着きます。信楽焼きの職人に特注し、人がすっぽり入るくらいの大きな土釜を焼き上げてもらい、使用しています。直火にかけることができないため、熱源として高温蒸気を採用し、高温蒸気を通したパイプを海水中にいれることで海水を濃縮・結晶化させています。土釜は非常にデリケートで破損しやすく、耐用年数は5年ほど。さらに熱効率はステンレスより悪いため製塩効率が落ち、大量生産は難しいのですが、それでもこの土釜だからこそ出来る味わいがあるから変えられないと言います。

現在は受注生産のみの希少な塩

現在は受注生産のみの希少な塩

塩づくりをスタートしてからさまざまな変遷を経て、現在は中村氏が1人で塩の生産を行っています。製塩効率のよい製法ではないため大量に生産することはできませんが、根強いファンからのリピート注文が多く、注文が入ると久米島に渡り塩を作るという生活を続けています。塩づくりは儲かる事業ではないため、事業の利益のことだけ考えると辞めてしまうという選択肢もあったそうですが、「この塩でなくては」と言ってくれるお客様のために、大変な作業を継続していく決心をしたそうです。

玄 圭史

塩職人

中村 圭作

ミネラルは人間にとってとても大事なものです。今後は久米島のさとうきびのミネラルを使った塩や、にがりのミネラルを活用した商品を展開できるといいなと思っています。現代人にはマグネシウムが足りていないので、人工的なサプリメントでは取れない自然のミネラルを提供したいという想いで、塩作りを続けています。

株式会社沖縄全薬の商品

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