【秋田県潟上市】
小玉醸造株式会社
秋田県潟上市の旧・飯田川町地域でこだわりの味噌づくりを続ける醸造元です。
「ヤマキウ」ブランドで知られる味噌は、秋田県の故郷の味として親しまれ続けています。
味噌だけではなく醤油や日本酒の醸造元としても知られ、敷地内には創業当時を思い起こさせるレンガ造りの蔵が立ち並んでいます。
創業140年以上の長い歴史を持つ
秋田県潟上市の醸造元です
秋田県潟上市の旧・飯田川町地域にある小玉醸造株式会社。その創業は1879(明治12)年と古く、140年以上もの間味噌をつくり続けている醸造元です。その始まりは、創業者である小玉久米之助翁が味噌や醤油の醸造を手掛けたことです。その後1907(明治40)年には事業形態を会社組織に改組し、翌1908年には秋田支店を設置するなど、秋田県を代表する醸造元の1つとして地位を確立してきました。創業当時の様子を思い起こさせる、立ち並ぶレンガ造りの蔵の佇まいは壮観。蔵の見学も可能(1日2回、11時~・14時~)です。
「ヤマキウ」ブランドの味噌は
秋田県の故郷の味として親しまれています
小玉醸造株式会社がつくる味噌は、「ヤマキウ」のブランド名で知られています。その生産量は秋田県内でも随一のレベルで、「ヤマキウ秋田味噌」は秋田県の故郷の味として根付き、親しまれています。歴史だけではなくその品質も確か。1985(昭和60)年に行われた農林水産祭の農産部門では「ヤマキウ」の味噌が加工食品として、また民間企業として初めてとなる天皇杯を授与されるなど、小玉醸造株式会社の醸造技術は秋田県内のみならず日本国内で広く認められています。
味噌だけではなく醤油や日本酒の醸造でも
高い品質を誇っています
味噌の品質だけが小玉醸造株式会社の特色ではありません。創業以来つくり続けている醤油や、1913(大正2)年から醸造を始めた日本酒もまた、多くの人から愛され続けています。地元で親しまれている名峰にちなんで名づけられた「太平山」ブランドの日本酒は発売当初から多くのファンを獲得し、また数々の鑑評会でも金賞を受賞するなど高い評価を受けています。あえて手間のかかる生もとや吟醸を主力としたこだわりの酒づくりを続ける蔵元としても知られているのです。
小玉醸造株式会社 製造部
佐藤綾
当社の味噌や醤油は「ヤマキウ」の名で知られています。特にヤマキウ秋田味噌は、秋田県内でも指折りの生産量を誇る故郷の味です。これまでに数多くの農林水産大臣賞を受賞したその味わいを、ぜひお試しください。