株式会社塩田

【沖縄県名護市】

株式会社塩田

この地に伝わる伝統文化を活用し地域活性化を図りつつ、
その伝統を後世に伝えていくための塩づくり

一度は途絶えた沖縄スタイルの入浜式塩田を復活!後世に繋ぐために塩をつくる

一度は途絶えた沖縄スタイルの入浜式塩田を復活!
後世に繋ぐために塩をつくる

独特の自然体系が根付く屋我地島。この地で、約50年ほど前に一度は途絶えてしまった、珊瑚礁を活用した沖縄スタイルの入浜式塩田を復活させ、塩が生産されています。機械は一切使わずに、すべて作業で行われる製塩工程は重労働で、天候にも左右されるため1年のうち約4カ月しか稼働できず、生産量は年間わずか1トンほど、大量生産ができない製法です。しかも、塩ができてから3カ月以上は寝かせて味を落ち着かせてから出荷するため、海水を汲んでから出荷までになんと約半年もの時間がかかります。もちろん老朽化もするので、定期的なメンテナンスも必要。正直まったく儲からない。それでも続けているのは、この伝統文化を後世に伝えていくためだと言います。

私財をはたいて塩田を復活へと導いた創始者の思い

私財をはたいて塩田を復活へと導いた創始者の思い

もともとこのあたりは沖縄県北部において「製塩のはじまり」とされている地域で、その場所は今でも御獄(うたき)として残されています。創始者の上地氏は、いまや全国的にも希少になってしまった入浜式塩田をこの地に復活させることで、伝統文化の継承をしつつ、観光資源として活用し、地域の活性化を図りたいと考えました。自身が幼少の頃に見た記憶と少ない記録を頼りに、地元の有志の協力を得ながら、私財をはたいて廃れてしまった塩田の一部を復元し、塩づくりに取りかかりました。当初は思うような塩ができず、塩田に撒いた砂が製塩に適するようになるまでに約2年を要したといいます。現在は、1時間ほどの簡易版から1日がかりの本格的なものまで製塩体験も受け付けており、多くの観光客が訪れています。

塩田作業を通じてやりがいと誇りを持ち、技術を身につける

塩田作業を通じてやりがいと誇りを持ち、技術を身につける

創始者も高齢になり、だんだんと塩田での重労働は難しくなってきます。そこで、地元の就労継続支援A型事業所「Will」に、5年ほど前から塩田での製塩作業をすべて依頼することに変更したそうです。するとすごい変化が現われたそうです。利用者の指導に当たる山入端氏によれば、「みんな塩田で作業をしている時は顔が輝いている。大変な中にみんなで励ましあいながらやっていて、これをやり始めてからみんな自信がついて明るくなったし、それぞれの特性に合わせてどんどん技術を身につけてきていて、まさに『職人』になっています」とのこと。塩づくりを通して新たな活躍の場が生まれるのは、素晴らしいことではないでしょうか。

山入端 泰之

一般社団法人 フォープレストWill 部長兼生活支援員

山入端 泰之

地域の文化と伝統を次世代に継承していきたいという想いで生産を続けています。つけかけして食べてみてほしい。白身魚の塩(マース)煮がおすすめ。気軽にできる短時間の体験から本格的な体験まであるので、気軽に体験しに来てくださいね。

株式会社塩田の商品

tabishio select さかなのしお

tabishio select さかなのしお

肉同様に魚も白身と赤身で相性の良い塩が異なります。醤油だと隠れてしまっていた魚本来の味わいを見つけられる塩のセットです。

¥1,512(税込)