【宮城県角田市】
面川農場株式会社
文政9年(1827年)から190年にわたり宮城県角田市でコメ作りを続ける親子の挑戦。
代々受け継ぐ米作りの知恵と、息子面川大明さんが取り入れたIT技術を駆使した農業改革によって、
未来へ繋ぐ田んぼづくりを行います。
基本をきっちり行うことが、
農家としての使命です。
仕事は、段取りが大切。段取り次第で仕事の質と時間が大きく左右されます。田んぼ仕事は、段取りの殆んどが水管理です。たかが水管理といっても、育苗作業、代掻き作業、田植え作業、田植え後の圃場の管理作業。全て水管理が大切です。そのほとんどは、経験とポイントとを押さえた的確な作業が必要です。出来ることは、日々田んぼに通い、額に汗して美味しいお米を作り続ける事こと。モノを創り出す仕事に誇りをもって生き続けるだけです。
宮城県角田の気候に適した、
オリジナルの有機肥料作りを行っています。
面川農場がある宮城県角田市は、太平洋側に位置した盆地の地形です。お米作りにとって、日中は暖かく、夜の気温は低いことが美味しいお米作りの産地条件と言われています。そこで、地元の肥料メーカーと角田市の気候に合わせた面川農場オリジナルの有機肥料を作り、土づくりを強化させています。日中にでんぷんを蓄え、光合成をしやすい体づくりを行った稲は、粒にしっかりとでんぷんがいきわたり、うま味いっぱいのお米に仕上がります。
わたしの農家としてのテーマは、
「継続」です。
生産者として、子供や孫へ、未来に繋ぐ栽培方法の確立と、人や環境に優しい田んぼづくりを心掛けています。近年では、田んぼにドローンを飛ばし、重労働と言われている肥料散布や農薬散布を行いました。 米作りには88回の手間がかかると言われていますが、子供や孫に引き継ぐ農業体系を考慮した際に、AI農機具ドローンへの取り組みを検討しました。一方で、すべてをAIの技術を導入することは考えておらず、重労働の軽減をAIが補完的に行い、あくまでも作物を育てるのは、人間だということです。AI技術の共存と長年の知恵と経験を引き継ぎ、後世に残せる農業を目指しています。
面川農場株式会社
代表取締役 面川義明(左) 専務取締役 面川大明
「田んぼに通っただけおいしくなる」これは、面川農場に代々受け継がれている言葉です。田んぼの状態を日々観察し、時間と資材を惜しまず、量より質のおいしいお米を作ることがモットーです。
面川農場株式会社の商品
もっちり食感に目覚める2種のお米セット(特別栽培米宮城県産だて正夢1kg 北海道産おぼろづき1kg)
米の新たな可能性の探究と発信を続ける、明治創業の老舗の米屋が運営する米の専門店「米屋彦太郎」。その6代目である五ツ星お米マイスターが全国の田んぼを巡って厳選した、もっちり食感のお米2種類のセットです。