山口和己氏

【佐賀県武雄市】

山口和己氏

佐賀県武雄市橘地区は弥生時代から続く稲作文化があり、その伝統の継承と共に、
一方で、近代的な技術を施された「共同乾燥施設」によって地域全体の食味向上を目指した取り組みが評価されています。

収穫量だけでなく、品質の良いものをお届けするため、圃場ごとの診断を行っています。

収穫量だけでなく、品質の良いものをお届けするため、
圃場ごとの診断を行っています。

玄米は一般的に収穫された後、保管の為に20%程度ある水分値を15%程度までに乾燥させます。佐賀県では、独自の取り組みとして、地域ごとに「共同乾燥施設」があります。ここ武雄市橘地区の共同乾燥施設では、そこで集荷されるお米の生産者に対し、徹底した栽培指導が行われており、地域全体の食味の向上を目指した取り組みをしています。なかでも、県内の優秀な生産者「さがびより米スター」を中心に、昼夜問わず圃場現場での生産指導を行っています。農協と県、そして生産者が一体となり、地域全体として「さがびより」の食味向上を目指しています。

弥生時代の頃から、橘地区では、稲作が行われていました。

弥生時代の頃から、橘地区では、
稲作が行われていました。

この佐賀県武雄市橘地区では、弥生時代の頃から稲作が行われていたとの記録がある稲作文化の歴史の深い穀倉地帯です。みやこ遺跡をはじめ、おつぼ山神籠石、玉島古墳、潮見古墳、潮見神社などの文化財が多く点在し、稲作が盛んに行われたことが伝えられています。奈良時代には、水田を同じ大きさの区画にそろえて管理された「条里制」が施され、今でもその名残のある田んぼが多く見られます。

佐賀県のブランド米「さがびより」は、2010年のデビューから連続して特A評価を取り続けています。

佐賀県のブランド米「さがびより」は、
2010年のデビューから連続して特A評価を取り続けています。

橘地区の共同乾燥施設から出荷されるお米は、お客様の手元に届く最終過程という意識を高く持ち、整粒の調製と厳しい品質管理が施されています。玄米網目2.0mm以上であること、ご飯の食味に影響のあるタンパク質含有量は6.8%以下であることという、厳しい条件を課したお米です。その結果、「さがびより」は2010年(平成22年)にデビューしてから、日本穀物検定協会の最高ランクである「特A」評価を連続して取り続けています。

山口和己

JAさが みどり地区理事

山口和己

共同乾燥施設とは、食品としてのお客様の手元に届く最終の製造工場という気持ちで、愛情を込めて、玄米を「整品」にして送りだしています。

山口和己氏の商品

粘りあっさり食感を味わう2種のお米セット(鳥取県日野郡産奥大山江府米きぬむすめ1kg 佐賀県武雄市産さがびより1kg) - にほんものストア
売り切れ

粘りあっさり食感を味わう2種のお米セット(鳥取県日野郡産奥大山江府米きぬむすめ1kg 佐賀県武雄市産さがびより1kg)

明治時代から続く老舗の米屋が運営する米の専門店「米屋彦太郎」の店主が、あっさり食感の2種のお米を詰め合わせました。全国の田んぼを巡り、米の新たな可能性の探究と発信を続ける店主自慢のセレクトです。

¥1,980(税込)