第2回 アンチエイジングを目指すなら、水を飲んで体を健やかに保ちましょう!

〜 第2回 〜
アンチエイジングを目指すなら、水を飲んで体を健やかに保ちましょう!

アクアソムリエマイスター 宝積有香

アクアソムリエマイスター 宝積有香
アクアソムリエマイスター・女優。2010年日本アクアソムリエ協会認定アクアソムリエマイスターの資格を取得。「内側から綺麗に」をコンセプトとして、普段の水分補給の方法、どんな水を選ぶと良いか等を簡単に分かりやすく発信。

こんにちは。アクアソムリエマイスターの宝積有香です。普段の水分摂取の方法、どんな水を選ぶと良いかなど、簡単に分かりやすく皆さんにお伝え出来ればと思っています。特別な事ではなく、ちょっとした意識を変える事で自然と水分摂取が出来る様になる事が理想です。このコラムを通して出来る限り皆様に分かりやすくお伝えしてお水選びのお手伝いが出来れば思っています。
前回まではこちら

潤いは、外側からではなく内側から!

いつまでも若々しくいたいと思う気持ちは、男女問わず一緒だと思います。「若々しさ」から連想する肉体の特徴は、肌のみずみずしさやハリなど水分の潤いをイメージする方が多いのではないでしょうか。第1回でもお話させていただきましたが、人間の体の半分以上は「水分」で出来ていて、年代によって割合は若干異なります。成人では体の60~70%が水分ですが、脂肪と筋肉によっても体に含まれる水分量が異なってきます。脂肪には水分が10%〜20%程度しか含まれておらず、筋肉には70%〜80%の水が含まれていると言われています。脂肪が多い人は体内に占める水分の割合が少なく、筋肉が多い人は水分の割合が多くなる、ということですね。ふくよかな人はみずみずしいイメージですが、水分量でみると水分の割合は低いということになります。男女比でも水分量は異なり、女性は、男性と比較すると体内の水分量が少ない傾向だそうです。さらに、男女問わず年齢を重ねるごとに脳からの「水が欲しい」という指令が減ってくるそうです。知らず知らずのうちに水分摂取量が減り、体内の水分量も不足しがちになります。体内の水分量は、脂肪と筋肉量、性別、年齢など複合的な要素によってこんなに違いがあるとは驚きですね。

潤いは、外側からではなく内側から!

そして年齢を重ねてくると、若いころにはなかったシワやシミも気になってきますよね。加齢によるものではあると理解しつつも、少しでも若々しく、みずみずしく保ちたい、と感じる方も多いのではないでしょうか。そういう方にこそ、積極的な水分補給をおすすめします。体内の水分が不足するということは、体内の細胞が水不足で乾燥状態にあるということです。わかりやすいイメージでいうと乾燥シイタケでしょうか。例えば、乾燥しているシイタケは、水分がないのでカサカサでシワシワの状態です。そのシイタケに水分を与えると細胞に水分がいきわたり、しっとりと弾力のあるシイタケに戻りますよね。細胞ひとつひとつに新鮮な水分を供給し循環することは、新陳代謝の促進、体温調節の維持、浄化作用・老廃物の排出など、体を健康的に維持するために不可欠です。私は、体を健康的に保つためにも、美容のためにも、体内の水が不足しないように積極的な水分補給することが基本になると考えているので、自分に合うマザーウォーターを選び、積極的に水分補給をするように心がけています。

シリカ水ってなに?

シリカ水ってなに?

水は、採水地によって水に含まれる成分が異なります。市販のミネラルウォーターに表示されている「硬度」ですが、水に含まれる成分によって異なり、数値によって「軟水」や「硬水」に分類されます。最近、特に注目されている成分は「シリカ(ケイ素)」。聞きなれない成分かと思いますが、実はヒアルロン酸やコラーゲンなどを強化する働きや骨や関節を丈夫にするサポートをするなど、私達の体に欠かせないミネラルのひとつなのです。あらゆる臓器の老化や酸化を防ぐことが期待でき、特に皮膚や血管、毛髪、細胞壁などに多く分布しているそうです。食品衛生法では、シリカは「人の健康を損なうおそれのないことが明らかである」とされて安全性が認められている成分でもあります。
シリカの1日の消費量は約40mgと言われていますが、体内では生成することが出来ない上に貯蓄量も年齢とともに減少していくので食事などから摂取しなくてはなりません。シリカは、玄米やジャガイモ、トウモロコシやゴボウなどの野菜からも摂取が可能ですが、摂取するためには調理が必要ですよね。その点、水はそのまま摂取できるので、手軽に摂取するアイテムとしておすすめです。

私が水にこだわる理由

私が水にこだわる理由

私は、「体の半分以上を占める水は、自分の体の一部」と考えて、特に意識的に「水」にこだわって良質な水を飲むように心がけています。もちろん、水だけで健康を維持することは難しいので、適度な運動を継続し、食べものも多少ですが気にしつつ生活していますが、一番気を付けているのは水です。
ここからは個人的な話になりますが、私は42歳で初産、45歳で2人目を出産しました。不妊治療も経験し、医師からは検査結果を踏まえて妊娠しにくいかもしれないと言われていた中で、2人とも自然妊娠で授かることができました。単なる偶然、と言ってしまえばそれまでですが、自分自身では、意識的に「水分補給」と「体内の循環」を心がけていたので、少なからずとも体を構成する細胞にとって良い状態を作り出せたことも影響しているのでは?と感じています。特に、アクアソムリエの勉強を始めてからは、どんな高級な化粧品やサプリメントを使うよりも人間の体の大部分を占める水分量をしっかりと管理することが「健康と若さを維持するのに最も効果的で経済的なのでは」と感じています。例えば、川も上流や水の流れが早いところの水は綺麗で、下流や流れが滞っているところは濁っていたりしますよね。体の中の水も同じで、体内にある無数の細胞に綺麗な水を、必要なだけ定期的にしっかりと循環させていくことで、細胞ひとつひとつが潤い、健やかに保つことができ、キラキラしていられると私は思っています。

今回ご紹介する商品はコレ!

アクアソムリエ宝積さんイチオシ。内側から潤すミネラルウォーター2種をご紹介。

Silica117(鹿児島県)/株式会社七十七萬石

Silica117の採水地は、鹿児島県霧島市の霧島連山、日当山温泉郷。日当山温泉郷の水は、シリカ含有量世界トップクラスで、1リットルあたり120mgも含有しているという希少な天然シリカ水なんですよ。この1本で1日に必要なシリカを簡単に摂取することが可能です。シリカ以外にも、サビない体作りに役立つサルフェート、炭酸水素なども豊富に含まれているのに軟水なので、口当たりもまろやかで飲みやすいです。初めてのシリカ水としてもおすすめです。

aqua aqua 320ml(群馬県)/嬬恋銘水株式会社

aqua aqua 500mlと同じブランドなのですが実は採水地が異なっています。aqua aqua 320mlの採水地は、日本百名山の1つ「四阿山(あずまやさん)」の山麓。天然のミネラルがほどよく含まれている天然水なので、くせがなくすっきりとした味わいです。水もさることながら、このボトルの形状もおすすめポイントのひとつです。持ちやすさにもとことんこだわって作られているので、持った時のフィット感に納得です。日常的に飲むものだからこそ、こういう配慮があるとうれしいですね。かわいらしいデザインも贈り物にも適していると思います。ミネラルウォーターのプレゼントってなかなか素敵だと思いませんか?