井上茂(愛知県)

白三島 小皿

¥2,200(税込)

井上茂さんは、精製された陶土ではなく、砂などの不純物が混ざった「原土」による土づくりや、自然由来の素材を用いた釉薬などを使った器づくりが特徴的な愛知県知多市の陶芸家です。プリミティブな魅力を放つ器がSNSや展示を通じて器が多くの人の心を掴み続ける作家が、「三島手」という表現技法を用いて小皿を作りました。三島手とは、朝鮮磁器がルーツだとされる象嵌の技法。半乾きの素地1つ1つに印判などで彫り模様を入れ、そこに化粧土をかけて文様を描き出す表現手法です。土味の残る原土と三島手の醸す、味わい深いニュアンスの白色が、どんな食卓にも優しく馴染みます。手頃な大きさに加え、普段使いしやすい軽やかな使い心地もポイント。家族やパートナーの分、または来客用にと、何枚かまとめて欲しくなるような器です。

にほんものポイント

「原土」を使い、土の優しさあふれる暮らしの器を作っています

「原土」を使い、土の優しさあふれる暮らしの器を作っています

井上茂さんは、常滑焼や瀬戸焼で知られる愛知県の知立市で自宅兼工房を構える陶芸家です。原料として使うのは精製された陶土ではなく、砂などの不純物が混ざった原土のみ。土の個性や味わいが引き立つデザイン性、見た目からは想像できない軽さと機能性を兼ね備えた、普段使いしやすい器づくりを行なっています。


独学で焼き物と向き合いながら、会社員から陶芸家へ転身しました

会社員時代に参加した陶芸体験教室をきっかけに、陶芸へのめり込んでいった井上さん。何事も自分で調べて実践しながら作品を作り続け、SNSへ投稿するうちに話題となり、展示会や個展を開催したところ盛況に。ついに勤め先にも知られ、会社員か陶芸家かの2択を迫られた井上さんが選び取ったのは、陶芸の道でした。


自然の素材がもたらす偶然性が、陶芸のおもしろさであり醍醐味です

陶土よりも繊細で扱いにくい原土ですが、井上さんは、その土特有の個性を生かすことにやりがいを見出しています。加えて、灰釉といった自然由来の素材からなる釉薬がもたらす偶然性にも「ロマン」を感じているそう。狙ったものより狙った“以上”のものができる、このワクワク感が井上さんの作陶の原動力なのです。


おすすめコメント

小さな器の中にも個性豊かな原土の風合いを感じていただけるよう、1つ1つ丁寧に作りました。土そのものを感じるような“ざらっ”とした手触りの質感が、忙しない日々に小さな安らぎをもたらしてくれます。料理や食材の和洋問わず映える器です。

陶芸家
井上茂

                     
サイズ
口径約110mm×高さ約30mm
※手作りのため個体差あり
重量 (g)
約125g(個体差あり)
産地(県名) 愛知県
原材料
陶器
発送日数 2営業日程度で発送
送料
660円(北海道、九州、沖縄県は別料金)
北海道:970円
九州:970円
沖縄県:1,700円
配送 にほんもの倉庫(埼玉)
備考 手作りの為、1点ずつ風合いが異なります。

送料について

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