にほんものポイント
採光による表情豊かな陶磁器を制作する、新進気鋭の陶芸家です
樽田裕史さんは、日本六古窯の1つ「瀬戸焼」の産地である愛知県瀬戸市の陶芸家です。独自の青白磁釉が彩る陶磁器に「蛍手」という技法を施すことで、凛とした佇まいでありながら、光と調和した幻想的な作品を作っています。季節や時間で移り変わる光を捉える樽田さんの器は、使うたびに異なる表情を楽しめます。
樽田さんの作品を語る上で欠かせない、中国がルーツの技法「蛍手」とは?
「蛍手」とは、成形後にしばらく置いて生乾き状態にした生地の器面をくり貫き、透かし彫りを施す技法のこと。明時代の中国がルーツとされています。実用性を担保して制作するのが難しい技法ではありますが、樽田さんは自然から得たイメージとこの技法を掛け合わせ、自身の作風として成立させました。
ふとした瞬間の美しい景色にインスパイアされ、“線”の「蛍手」を発想しました
小さな穴を開けていく表現こそ「蛍手」の定番ですが、樽田さんはこれを”線”で表現しています。このアイデアの元となったのは、日常の中で出会った、雲間から差す光や扉の隙間からこぼれる光だったそう。自らが美しいと思いうものを一途に探求し、自身の作品に落とし込んでいるのです。
サイズ | 直径80mm×高さ75mm |
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重量 (g) | 約180g |
産地(県名) | 愛知県 |
原材料 | 磁器 |
発送日数 | 2営業日程度で発送 |
送料 | 660円(北海道、九州、沖縄県は別料金) 北海道:970円 九州:970円 沖縄県:1,700円 |
配送 | にほんもの倉庫(埼玉) |
備考 | 手づくりのため個体差あり |
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おすすめコメント
ベースの青白磁釉は私が独自に開発したものです。それと透かし彫りを埋める透明釉による、光と影が織りなす多彩な表現をお楽しみください。手作りによる個体差も、焼き物の醍醐味です。
陶芸家
樽田裕史