井上茂(愛知県)

白三島 飯椀

¥3,080(税込)

採掘したそのままの「原土」を用いた土づくりからこだわり、プリミティブな魅力にあふれた暮らしの器を作る愛知県知立市の陶芸家・井上茂さん。土の個性や優しさをそのまま落とし込んだ器が多くの人の心を掴み続ける作家が、「三島手」という表現技法を用いて仕上げたご飯茶碗です。三島手とは、朝鮮半島から伝わった象嵌の技法です。半乾きの素地1つ1つに印判などで彫り模様を入れ、そこに化粧土をかけて文様を描き出していきます。普段使いしやすいようにと配慮された、軽やかな使い心地もポイント。土の個性が生きた原土と三島手で表現される味わい深い絶妙な白色が、お米の美しさを引き立ててくれます。

にほんものポイント

「原土」を使い、土の優しさあふれる暮らしの器を作っています

「原土」を使い、土の優しさあふれる暮らしの器を作っています

井上茂さんは、常滑焼や瀬戸焼で知られる愛知県の知立市で自宅兼工房を構える陶芸家です。原料として使うのは精製された陶土ではなく、砂などの不純物が混ざった原土のみ。土の個性や味わいが引き立つデザイン性、見た目からは想像できない軽さと機能性を兼ね備えた、普段使いしやすい器づくりを行なっています。


独学で焼き物と向き合いながら、会社員から陶芸家へ転身しました

会社員時代に参加した陶芸体験教室をきっかけに、陶芸へのめり込んでいった井上さん。何事も自分で調べて実践しながら作品を作り続け、SNSへ投稿するうちに話題となり、展示会や個展を開催したところ盛況に。ついに勤め先にも知られ、会社員か陶芸家かの2択を迫られた井上さんが選び取ったのは、陶芸の道でした。


自然の素材がもたらす偶然性が、陶芸のおもしろさであり醍醐味です

陶土よりも繊細で扱いにくい原土ですが、井上さんは、その土特有の個性を生かすことにやりがいを見出しています。加えて、灰釉といった自然由来の素材からなる釉薬がもたらす偶然性にも「ロマン」を感じているそう。狙ったものより狙った“以上”のものができる、このワクワク感が井上さんの作陶の原動力なのです。


おすすめコメント

グレーがかった渋みのあるものから、桜色の斑紋が現れているものなど表情が豊かで、全く同じものは2つとありません。忙しない毎日でも、この器が置かれた食卓につくとホッと一息つけるような、そんな土の優しさが感じられます。

陶芸家
井上茂

                     
サイズ
口径約110mm×高さ約55mm
※手作りのため個体差あり
重量 (g)
約165g(個体差あり)
産地(県名) 愛知県
原材料
陶器
発送日数 2営業日程度で発送
送料
660円(北海道、九州、沖縄県は別料金)
北海道:970円
九州:970円
沖縄県:1,700円
配送 にほんもの倉庫(埼玉)
備考 手作りの為、1点ずつ風合いが異なります。

送料について

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