すべての工程を、手だけでもみあげた茶です。手間がかかり、貴重なのがこの手もみ茶。専用茶園の新芽を一芯二葉で手摘みし、焙炉(ほいろ)と呼ばれる台の上で約6時間かけてもみ続け、ようやく出来上がるお茶が約300gという少量なのです。蒸した茶葉を、「葉ぶるい」「軽回転揉み」「重回転揉み」、清掃を挟んで「揉みきり」「転繰り揉み」「こくり」「乾燥」といった、熟練の技術が求められるいくつもの工程を経て完成させます。出来上がりは針のように細く、剣先があり長い形状。薄い黄緑色のお茶は、穏やかな旨み、甘みが感じられ、口に広がる余韻を楽しめます。また茶殻は葉切れが少なく、摘んだ葉の状態に戻ります。手で揉むことにより葉の細胞が壊れにくく、機械製では出すことのできない形、香り、滋味となるのです。
にほんものポイント
狭山茶の産地で約250年間お茶をつくり続ける緑茶農園です

大西園製茶工場は江戸時代末期に創業し、約250年の歴史を持つ緑茶農園です。自社茶畑がある埼玉県入間市は狭山茶の産地。冬の気温が低いため茶葉が厚みを持ち、春には肉厚な新芽をできるのです。狭山茶を自ら育て、製茶、販売することにこだわっています。
手もみ茶とそれをつくる園主の存在に注目です
品種別の茶やオリジナル商品など様々な商品がある中、注目すべきは手もみ茶です。特別に仕立てた専用茶園の新芽を手摘みし、約6時間かけもみ上げて完成する手もみ茶は、最高級品だと1キロあたり158万円もの価格が付く貴重なもの。14代目園主の中島毅さんの技術があってこそできるものです。
“永世茶聖”の称号を持つ園主の技術に支えられています
手もみ茶は、手でもむことにより葉の細胞が壊れにくく機械製では出すことのできない形、香り、滋味となります。それを支えるのが、全国手もみ茶品評会で頂点を5度以上獲得した者に贈られる“永世茶聖”の称号を持つ、14代目園主の中島毅さんの卓越した技術です。
サイズ | 縦185mm×横130mm×高さ40mm |
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重量 (g) | 51g |
産地(県名) | 埼玉県 |
原材料 | 茶 |
賞味期限 | 6カ月 |
内容量 | 5g×3袋 |
保存方法 | 要冷蔵。開封後は密閉性と遮光性のある容器で常温保存風通しの良いところで保存 |
発送予定日 | 2営業日程度で発送 |
送料 | 900円(北海道、沖縄県は別料金) 北海道:1,250円 沖縄県:2,000円 |
配送 | メーカー直送 |
備考 | |
おすすめコメント
手もみ茶をおいしく飲むには約50度の低温かつ30ccと少量のお湯で3分ほど浸した飲み方がおすすめです。芸術性が高く、見て飲んで楽しめるお茶です。
大西園製茶工場 14代目園主
中島毅